こんにちは!
昨日は「値段」、「価値」などなどブログを掲載しましたが実際に弊社がハイラックスサーフを
手掛ける作業工程をお見せしていければと思います♪
本日は「内装」のインテリアリニュー
について語らせていただきます♪
弊社トミーで得意とする車両の185ハイラックスサーフは平成8年~14年とすでに20年を超える
年代です!
20年間の車歴の中では複数のオーナー様の歴史が刻まれております。
歴史とカッコいい言葉を使いましたが・・・・
汚れ、劣化です💦
画像の様にシミ、汚れ、カビ、食べかす、匂いと様々20年分の蓄積があります。
こんな状態では大切なご家族、お子さん、ご友人を乗せるのに乗せられないと思います。
一般的な高年式の中古車販売などでは専門のルームクリーニング業者様に1台数時間でクリーニングをして展示することが多いですがハイラックスサーフクラスになると表面だけのクリーニングでは汚れの根本は取り除くことが出来ません。
内装を分解する作業は手間はかかりますが、結局は清潔な車にするには一番の近道です!
椅子、パネル、カーペットなど点数は多いですが弊社スタッフは慣れもありますのでばらすのは1台1時間かかりません♪
ただ洗浄は時間を要します💦
特にフロアのカーペットなどは泥が生地の起毛に入り込み1度の洗浄では落としきれません。
専用の薬品を漬け込み汚れを浮かせながら、茶色い液体が出なくなるまで何度も流していきます。
汚れがひどい場合はカーペット1枚に数時間など。。。(笑)
これは、取り外して丸洗いしなければ清掃できるレベルではない事はご理解いただけると思います。
1パーツを洗浄を行い乾燥後に再度内装を組付けして清潔な空間をリニューアルさせます!
またインテリアリニューには内装を綺麗にするだけの意味ではありません!
内装を分解するとフロアの鉄がむき出しに見えますが!!!
「フロアの錆状態を確認をする」
と言う大切な意味もあります。
経験上ハイラックスサーフはフロアの溶接つなぎ目、コーキング部などからの錆が発生している
車両は非常に少なく湿気がたまりにくい優秀な車両だと思います。
ただそれでも皆無というわけではありません。
実際に、より古いランクル系、またスポーツカー系の旧車ではフロアが錆びて穴が開いているなどは
珍しい事ではありません。
弊社姉妹店のランクルプラド専門店などでも上記工程を行いますがランクル系では
画像の様にフロアカーペットをはがすと錆が発生している事も多々あります。
いくら塗装で外観だけ綺麗にしても目に見えない箇所にダメージをおっていないかの確認は
重要です!
仮に錆が発見できれば削り出し、防腐(画像クラスになると鉄板貼り付け)などの処理が行え
錆びの進行を抑えることが出来る為に内装は分解は重要な作業工程と考えています!!!
実際にただ単に内装分解して清掃と思われがちですが1つの作業に意味が幾つもあったりします。
汚れ、劣化・・・
そこに「手間」、「時間」をかける意味をお考えいただければ嬉しいです♪
本日は弊社における工程の1コマで内装編となりましたが次回も別工程をお見せしていきます!